より良い感情を得るスリーステップ
私達は毎日いろんなの感情を味わいながら生きています。
楽しいこと、悲しいこと、幸せなひと時、落ち込む時、
ワクワクする瞬間、退屈を感じる時。
一日は２４時間しかありません。
悲しい時間が増えれば、楽しい時間が減ります。
落ち込むじかんが増えれば、幸せな時間が減ります。
退屈を感じる時間が増えれば、ワクワクする時間が減ります。
悲しくなりたい、落ち込んだりしたい、退屈な日々を過ごしたい、
と願う人はいないでしょう。
楽しいことがいっぱいで、ワクワクする幸せな日々を過ごしたい、
私は心の底から思っています。あなたはどう思いますか？
思っていることは理想であります。一方現実はどうでしょうか？
仕事にトラブルが起こると落ち込んだりします。
物事は自分の思い通りにならなかった時、怒ったりします。
良くないニュースが流れると嫌な気分になったりします。
そうなると、一日に幸せと感じる時間はどれ位ありますか？
考えてみましょう。自分の所に来ている物事は既に起きていることであり、
自分がどう頑張っても変えることの出来ない事実です。
それでは、もう出来ることがないでしょうか？そうでもないです。
出来事に対して、反応を選ぶ権利が与えられています。
バスケットボールで言うと、ボールが飛んで来たら、
そのボールを受け取るか、そのままスルーにするかは
自分で決めることが出来ます。ボールと取った後は、
チームメンバーにパスするか、シュートするか、若しくは
自分がボールを持って攻めるのか、全て自分が選ぶことが出来ます。
どのような反応をするかは自分で選ぶことが出来ますが、
より良い感情を得られる反応を選択するのに練習が必要です。
一番最初に脳の反応です、考えること。一瞬かもしれません。
その次に出てくるは言葉です、どのような言葉を使うかです。
最後に動き出します。どのような行動を取るかです。
思考、言葉、行動、この三つのことを意識的に選択することによって
より良い感情を選ぶことが出来ます。
1)プラス思考
仕事でトラブルが起こったとします。自分に責任があると認識します。
これによって、上司に叱られるかもしれない、お客様に謝りに
行かなければ、と考え込んで、憂鬱になったりします。
トラブルは事実ですし、他人の反応をコントロールすることも
出来ません。逆に、これは改善のチャンスだ、お客様と信頼関係を
築くチャンスだ、と思えば、どうなるでしょう。
2)プラス言葉
チャンスだと思えば、自主的に上司に報告が出来ます。
自分の責任を認識した上で、改善のチャンスだ、お客様との信頼関係を
築くチャンスだと言う前向きな言葉で報告が出来ます。
次第に原因究明の提案や対応する決意を表明できるでしょう。
積極的な報告を聞いた殆どの上司は怒らないでしょう。
逆に、上司からアドバイスを貰ったり、励まされたりします。
3)プラス行動
プラスの考え方でプラスの言葉を使ってコミューニケーションを取れば、
解決に向けての行動が自然に生まれます。原因究明に動き出します。
お客様に取っての最良案を出せるようにいろんな人に協力をしてもらったり、
如何に最速最短で対応できるかを計画を練ります。
プラス考え方で事実を受け止めたら、プラス言葉が使うようになります。
プラス言葉を使えば、プラス行動が動き出します。
お客様の問題を解決出来て、誠実かつ迅速な対応でお客様との信頼関係が
より一層深めることになります。自分が問題解決した達成感が得られます。
お客様に役に立つ喜びを感じることが出来ます。
結果的に、自分が良い感情を得られます。
プラス思考、プラス言葉、プラス行動の重要性について、
マザー・テレサの言葉にも出ています。
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」
より良い感情を得るだけではなく、より良い習慣になり、
より良い性格になり、より良い運命になります。
